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幻覚剤と精神医学の最前線

デヴィッド・ナット/著 鈴木ファストアーベント理恵/訳
著作者
デヴィッド・ナット/著 鈴木ファストアーベント理恵/訳
メーカー名/出版社名
草思社
出版年月
2024年10月
ISBNコード
978-4-7942-2740-9
(4-7942-2740-X)
頁数・縦
389P 19cm
分類
教養/ノンフィクション /科学
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価格¥3,000

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

うつ病やPTSD、依存症の治療に、LSDやMDMAなどの幻覚剤が非常に高い効果を発揮するというエビデンスが続々!第一人者にして世界的権威の著者が、研究の最前線を報告する。もうすぐ、うつ病は幻覚剤で治す時代に精神医学と神経科学の世界に今、革命の大波が押し寄せようとしている。うつ病、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の患者に対し、LSDやMDMA、マジックマッシュルームなどの幻覚剤投与を伴う治療を1〜2回行うことで、大きな改善が見られるというエビデンスが蓄積しつつあるのだ。さらには、強迫性障害、摂食障害や依存症、慢性疼痛に対しても、非常に強力な治療法になり得ると目されている。うつ病やPTSDなどいくつかの疾患の幻覚剤療法について、米国などでは臨床試験や承認申請が進んでおり、近いうちに実用化が見込まれている。それだけではない。すでにオーストラリアでは、MDMAのPTSDへの処方と、サイロシビン(マジックマッシュルームの有効成分)のうつ病への処方が認められている。 幻覚剤には、とかく異論反論、流言飛語がつきまとう。幻覚剤の危険性・有害性は著しく誇張され、喧伝されてきた。神経精神薬理学の世界的権威として知られる著者デヴィッド・ナット教授が最新の研究成果を伝える本書は、幻覚剤に対する読者の考えを一変させ、うつ病などの疾患の治療に大きな希望を与えるだろう。〔内容より〕●幻覚剤は脳の可塑性を高め「再配線」させることで病を癒す●幻覚剤は繰り返される固着した思考から脳を解放する●オーストラリアではすでにMDMAなどを使った治療が合法化●幻覚剤の有害性は著しく誇張されている。不合理な規制の裏側●しかし幻覚剤を使った自己治療は危険。決して勧められない

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